日々肩こりに悩まされる方や、最近デスクワークやリモートワークが増えて肩がこる方が多いのではないかと思います。
肩こりの原因といってもたくさんの要因がありますが、ずばり3つが関与していると考えます。1つは姿勢、2つは肩周りの筋肉の硬さ、3つ目は内臓、器官からの影響が考えられます。
そこで私が日々臨床を行なう中で即効性や効果のあったストレッチや対処方法をお伝えしたいと思います。
ぜひ実践してみられて下さい^_^
肩こりの原因 姿勢
まず姿勢ですが、猫背が肩こりの原因になるのは有名な話だと思います。
猫背になりやすい原因として立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢を長時間取ることが考えられます。
同じ姿勢を続けていると同じ筋肉ばかりが働くために筋肉の疲労、筋肉同士のバランス不良。
そして血行が悪くなり肩こりの症状が出る。といった具合でしょうか。
またデスクワークなどでは頭が前方へ出やすくそのため首への負担が強くなります。
頭の重さは体重の10%と言われており、体重50kgの方であれば頭の重さは5kgと案外重いのです。
肩こりの原因 肩甲骨まわりの筋肉の硬さ
同じ姿勢が長く続くと同じ筋肉ばかりを使うことになるので体が固まってしまいます。
特にデスクワークなどでは首や肩甲骨の周りの筋肉が硬くなり血流が悪くなります。
特に肩甲骨は関節はなく、背中にポンと浮いた状態です。その肩甲骨は筋肉によってのみ支えられた状態であり筋肉は互いにバランスをとっています。
過剰に使われる筋肉、使われない筋肉ができるとバランスを崩してしまうのです。
また、使い過ぎている筋肉も、使われない筋肉もどちらも硬く、血行は悪くなるのです。
肩こりの原因 内臓・臓器からの影響
内臓!?と思われた方もおられるかと思いますが、体はオーケストラのようなものなので1つ1つに役割があり
個性があり、互いに補い合い影響しあっています。
そして内臓や臓器は筋肉と密接に関わっています。なので内臓や臓器が弱ると影響のある筋肉も弱って機能が落ちるということになります。
以下に肩こりに関連の深い臓器を書いていきます。
1.胃
胃は首周りと前腕の筋肉に影響があります。
2.肝臓
肝臓は肩甲骨の上と内側に影響があります。
肩甲骨周りや前腕の筋肉は肩こりとの関係が深い筋肉です。
3.目
目は首の後ろの付け根の筋肉と関わりが深いです。
最近はデスクワークの方が多いので目が疲れている方は多いのだろうと思われます。
後頭部と首の骨をつなぐ深い場所にあり、小さな筋肉ですが
弱ることで首周りの筋群のバランスを崩して首コリに繋がります。
日常で取り組める内臓、目のケア
◎胃に負担をかけないようにするには
- ストレスをためない
- よく噛んで食べる
- 暴飲暴食をしない
よく言われる感じのことですがこれが大事です^ ^胃は精神的ストレスに素早く反応します。
なので日頃からリラックスすることを心がけたり、散歩など軽い運動を行うことも効果的です。
◎肝臓への負担軽減については
- アルコールをとりすぎない
- 甘いものを食べ過ぎない
- 薬剤をとりすぎない
- 怒りを溜め込まない。
このような感じになります。
肝臓は解毒と糖の代謝に関わります。また、肝臓は怒りとの関係が深いので怒りを溜め込まないことが大事です。
◎目の負担軽減
パソコンやスマホを凝視する時間が多くなっていると思いますので、時々遠くを見たり目を動かして運動してやったりすることが大事です。
眼球も筋肉で動いていますので、ほぐしてやることが必要です。
肩こり改善メニュー 内臓・目 に対して
まずは内臓と目を調整しましょう。
体全体が整っている状態で体を動かすメニューをした方が体は整う方向に進みやすいです。
- 胃と肝臓の調整方法
感謝の波動を使います。感謝のエネルギーを胃と肝臓に手を当てて、60秒感謝の波動を届けましょう。
手を当てて念じるだけの簡単な方法です。
2. 目の調整方法
目を閉じてまぶたに指を触れますが、蝶々が止まっているくらいの圧で触れて、20秒待ちます。これでOKです。
視界が明るくなったり、目が開きやすくなるというような変化を感じるのではないかなと思います。
肩こりの改善メニュー 運動編
姿勢、筋肉に対して実際に体を動かしていきます。
姿勢改善については体幹〜首の筋肉の活性化と感覚の向上、バランス能力の改善が必要です。
そして肩甲骨周囲の筋肉の血流改善を図っていきます。
1.胸椎胸郭の伸展と顎引き
みぞおちの裏側(背中)に小さな柔らかいボールを置いて寝ます。
その状態で顎を引きてきます。10回程度。前方に出た頭部と丸くなった背中を矯正します。
2.ドッグ&キャット
四つ這いの姿勢で10回程度、首から骨盤まで丸くなったり、しならせたりします。みぞおちを上下させるようにすればうまく動かしやすいです。体幹筋肉に刺激を与え感覚を取り戻し、バランスが取れる状態にします。
3.目と首の運動
視線は親指に合わせて顔を左右、上下、斜めにそれぞれ10回振りましょう。
目と頸部のほぐし、感覚を入れてバランスが取れる状態にします。
4.肩甲骨の運動
硬くなった肩甲骨をほぐします。20回
5.前腕〜手首のストレッチ
硬くなった手首や前腕をほぐします。手からの肩への影響をとりのぞきます。柔らかいゴムが伸びるイメージで、5回深呼吸程ストレッチし保持します。
運動の前後で肩の軽さや動きの範囲の差を感じてみて下さい。運動前より柔らかくなっていると思います^ ^
たくさん動かせるようになった状態を脳に教えてやるように確認してみてください☆
まとめ
- 内臓と目の調整
- 姿勢の改善
- 肩甲骨の運動、手首のストレッチ
- 暴飲暴食を避ける。よく噛んで食べる
- アルコールや糖、薬剤をとりすぎない
- リラックスを心がける、リラックスの時間を作る
これらの対応をしていくことで楽になってくるのではないかなと思います。^ ^
日々できる範囲で取り入れてみて下さい☆
何かお力になれていれば幸いです。
それでは今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^▽^*)