久しぶりに運動してスネの内側が痛い!
運動不足でしょうか。
もしかしたらそれはシンスプリントかもしれません。
シンスプリントの原因はいくつか考えられますが、運動のしすぎ以外で考えるなら
姿勢、動き方、内臓の影響が考えられます。
シンスプリントはスポーツをする方や、ランナーの方、春になり部活が始まってますのでスポーツをしている学生さんや親御さんたちにはあっても損はない知識かなと思います💡
もくじ
1.シンスプリントとは
まずは症状についてですが、
脛骨過労性骨膜炎とも言われ、脛の内側にある脛骨の下1/3に痛みが生じます。
骨折した時のような激痛ではなく、鈍痛なのが特徴です。
繰り返し動作を行なうことで同じ場所に負担がかかり、痛みが出てきてしまいます。
脛骨の骨膜の炎症が起こることで痛くなってしまいます。ひどくなりすぎると疲労骨折にまで至ることもあります。
どのようなスポーツであっても起こる可能性はありますが、やはり長距離を走ったり、飛び跳ねたり、同じような動きを反復するスポーツをする方に多い印象ですね。
2.シンスプリントのチェック方法
自分でチェックできる方法です。
グレードⅠ・・・運動後にのみ疼痛(痛み)がある。
グレードⅡ・・・運動前後に疼痛があるがスポーツ活動に支障はない。
グレードⅢ・・・運動前中後に疼痛がありスポーツ活動に支障をきたす。
グレートⅣ・・・疼痛が強くスポーツ活動は不可能
Ⅰ〜Ⅱに該当すれば要注意
Ⅲ以上で運動を休止する必要があるとのことです。
要注意の時点で早めに気づき対処、治療をすることが大事です。痛みの応急処置としては、患部の安静とアイシングが必要です。
また、痛みが酷い場合は医療機関の受診が必要です。医師の指示を仰ぎましょう。
痛みを出しているということは身体からのサインが出ているということです。見落とさずに対処してやりましょう。
3.シンスプリントの特徴
ここでは私が臨床でよく経験する障害パターンを紹介します^ ^
・不良な姿勢(特にスウェイバックが多い印象)
・ランジ姿勢が不安定でニーインしている
・スクワット動作で体幹〜股関節がうまく使えない
(膝と足首が主に曲がる)
これらの特徴がある場合が私がみてきた中では多く、姿勢のコントロールに重要な体幹のインナーマッスル(特に腹部の)がうまく使えないことや、股関節を動かす感覚がわかりにくい方が多いです。
そのためランニングやその他スポーツでの動きで膝や足関節、足の指を過剰に使ってしまい安定性を高めるためにニーインしてしまう。
ニーインしてしまうと当然脛の内側に負担がかかってしまい、痛みの出る状態を引き起こしやすい。そして足の形も変わってきてしまう。というパターンが多いように感じます。
4.改善エクササイズ
先ほど紹介した問題点に対し、実際にリハビリメニューとしてやってもらってみて、スムーズに改善に向かって進んだなと感じたメニューをご紹介します。
ご自分で治していかれるための参考にしてもらえたらと思います。
◎不良姿勢(スウェイバック)に対して
・正座腹圧エクササイズ
腰の反りと骨盤の前への傾きを修正するためにこの姿勢でトレーニングをします。ベルト周りにお腹の内側から圧が高められるように3秒で息を吸い、腹圧を高めます。高めた状態を3秒キープして5秒かけてお腹を凹ませながら息を吐きます。
お腹を膨らませる時は背中側もしっかり膨らむよう意識しましょう。
◎ニーインに対して
カウボーイスクワット
足幅を横に大きく広げつま先をしっかり開きます。
開いたつま先の方向に膝を曲げ重心を下げていきます。
この時重心のあるおへその下の丹田を意識するために触っておきましょう。
そして体幹は反り過ぎず曲がり過ぎずニュートラルを意識しましょう。
スクワット 体幹と股関節の連動
膝と爪先の間は握り拳一個分開けて直立し、体幹はニュートラルを保ったまま股関節の曲がりを意識し
スクワットをします。この時足の裏には満遍なく体重がかかっていて、綺麗な足あとが地面に付くように
イメージしましょう。
5.シンスプリントに効果的な内臓調整
副腎の調整 感謝の波動
副腎の調整方法としてエネルギーワークをご紹介します。奥にある副腎にエネルギーを送るイメージをします。送るイメージはありがとうなど波動の高い感謝のエネルギーが良いです。60秒程送れば調整完了です。他にも物理的な調整方法はありますがこれが一番簡単です。
ぜひ行ってみてください。
副腎はストレスに抗するための働きや、血糖調整(下がったものを上げる)にも関与します。
関連する筋肉は股関節と膝と足関節に関与します、これらが弱ってしまうと特に膝と足首の安定性が損なわれます。安定性が損なわれた状態でスポーツや運動をするとなると負担が大きくなってしまうわけです。
なので内臓の調整も重要になってきます。
また、副腎が弱る要因としては疲労状態が続くこと、ストレスにさらされる、糖分のとり過ぎが身近な要因の一つです。ストレスというのはオーバーユース(運動のし過ぎ、使い過ぎ)も含まれます。
副腎の疲労の改善にはやはりしっかり休むこと、糖分を過剰に取りすぎないことが重要です。糖分は特にジュースやお菓子に含まれる直接糖はなるべく控える方がよいでしょう。
糖質については固形物でおにぎりなどゆっくり吸収されるものが良いと思われます。運動中にスポーツドリンクを補給する場合も薄めの方がよいと思います。
6.まとめ
◎腹圧を高めて姿勢を改善する・ニーイン動作の改善
◎副腎の調整&糖分を取り過ぎない、疲労状態の改善
これらの対応をしていくと治って行きやすいのではないかなと感じます。
くれぐれも痛みがひどい時は医療機関を頼り、しっかり休むことを最優先にしてください。
今回は以上になります!何か参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^▽^*)